コロナ放電試験機 CORONA-i XT-330 PB39a
・キャパシタンスチューニング機構搭載
・出力パワー約400W(当社従来モデル比2倍)
・10kHz~100kHz、10kVrms、駆動電流10A、連続サイン波印加方式
・高電圧コンデンサに最適
特長
XT-330は負荷容量の変化に対応して試験が出来るようにキャパシタンスチューニング機構を開発し、採用しました。
さらにHV出力パワーを約400Wに倍増(当社従来製モデル比2倍)しました。

高電圧コンデンサの試験はもちろんのこと、容量を含んだあらゆる被測定物に対して特に威力を発揮します。チューニング機構によりコロナ放電試験できる部品の種類が増加しました。
例えばコンデンサ(Max3000pF 10kHz 3kV)、コイル、トランス、絶縁皮膜、マグネットワイヤー、小型モータ、高電圧用コネクタ等試験できる部品材料は多岐にわたります。XT-330はHV端子に任意の周波数(10k~100kHz)で任意の電圧(0~10kVrms、No Load)を発生して、被測定物のコロナ放電・火花放電の有無を試験します。

XT-330は負荷に流れる高電圧電流値(HV Curr.)をディスプレイに表示しますので、被試験部品のインピーダンスを知ることができます。
たとえば寿命試験等の場合、劣化の状況を推定するために有効です。

XT-330はきれいなサイン波(連続)の高周波・高電圧を安定に発生します。
これを利用してコロナ放電を安定的に発生する電源として使用し、被試験物の高周波・高電圧耐久性を試験できます。
そのときXT-330はコロナ放電や火花放電の発生を監視しながら連続運転が出来ることが大きな特長です。

考えられる被試験部品
パワー半導体、小型モータ、コンデンサ、コイル、トランス、マグネットワイヤー、コネクタ、絶縁被覆部品等高電圧下で使用する各種部品。

コロナ放電試験の重要性
コロナ放電に伴って一般にオゾンが発生しますが、オゾンは酸化力が強いため絶縁素材の劣化を招くことが多く、長期的には火花放電に至る製品の故障につながる心配があります。

火花放電が起こる状態のコイルやトランス等部品は使用不能になるため判定し易いのですが、コロナ放電は部品の動作にはほとんど異常が認められないので見逃しがちです。

高周波電極の周囲の電界が高い場合、気体がイオン化しコロナ放電が始まります。
コロナ放電はサイン波の連続印加により成長し、絶縁素材の劣化が進み、機器の故障の原因となりますので、製品出荷の前に排除する事が求められます。

仕様
試験周波数 10kHz~100kHz 1kHz ステップで選択可能
最大試験電圧 10kV rms(負荷を接続した状態でドライブ電流を最小にチューニングする)
ドライブ電圧 1.0~40.0V rms(マニュアル可変)
ドライブ電流 0~2.5A rms(連続、ただしパワーアンプ温度95℃以下の場合)
2.5~9.99A rms(短時間、ただしパワーアンプ温度95℃以下の場合)
負荷範囲 キャパシタンス負荷範囲 10kHzで約350pF~1000pF、100kHzで補助コイル100mHを併用して約100pF(周波数に関与します)
インダクタンス負荷範囲 10kHz~100kHz 約300mH以上(周波数に関与します)
ドライブ波形 連続正弦波
連続試験電圧 負荷を接続した状態でDrive電流が最小になる位置にチューニングし、パワーアンプ温度が95℃以下である出力電圧
HV電流 5mA~最大1A(連続は最大700mA)
ディスプレイ表示 High Voltage 0.0~10.0kV rms
HV Current 0~1999mA
Flashover 0~255 カウント
Corona 0~255 カウント
Drive Voltage 0~40.0V rms
Power Amp temperature  20~130℃
Drive Current 0~9.99A rms
Wakeup Time 0~99.9s(ただし0は∞)(測定時には非表示)
Real Time 0~99.9s(ただし0は∞)
モニタ出力 High Voltage 高電圧波形
Flashover 火花放電波形
Drive Voltage ドライブ電圧波形
Corona コロナ放電波形
Sync. out 同期信号
HV Current 高電圧電流波形
調節 HV Adj. HVの感度調整
インピーダンスチューニング
外部接続 Remoteコネクタ RS-232Cコネクタ
Drive出力 Auto(Auto Corona Search機能有り) / Manual
Drive Adj. 出力電圧Manual調整
チューニング ManualにてDrive Currentを最小にする
良否判定 High Voltage, Flashover, Corona, Drive Voltage,
Drive Current, Wakeup Time, Real Time, HV Current
外形寸法 本体     430 (W) x 470 (D) x 180 (H) mm
プローブボックス 430 (W) x 470 (D) x 180 (H) mm
質量 本体:約16kg  プローブボックスPB39a:約13kg
消費電力 800VA
推奨使用環境条件 湿度 30~80%、 温度 15~35℃
推奨保存環境条件 湿度 10~80%、 温度 -20~60℃
バックアップ電池 6ヶ月以上放置すると測定条件の設定値が消える場合があります。
その時は使用開始前に24時間以上電源をONにして充電してから測定条件を設定してください。
電源電圧変動 定格電圧±10%
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