コロナ放電試験機
CORONA-i XT-330
・キャパシタンスチューニング機構搭載
・出力パワー約400W(当社従来モデル比2倍)
・10kHz~100kHz、10kVrms、駆動電流10A、連続サイン波印加方式
・高電圧コンデンサに最適
特長
XT-330は負荷容量の変化に対応して試験が出来るようにキャパシタンスチューニング機構を開発し、採用しました。
さらにHV出力パワーを約400Wに倍増(当社従来製モデル比2倍)しました。
コロナ放電を試験するためには被測定物に高周波・高電圧を印加する必要がありますが、容量性負荷に対しては大電流が流れるため、100pF以上では困難とされていました。
XT-330は負荷容量に対するチューニング機構を開発し、1500pFに10kHz、7kVを印加できるようにしました。
したがって高電圧コンデンサの試験はもちろんのこと、容量を含んだあらゆる被測定物に対して特に威力を発揮します。チューニング機構によりコロナ放電試験できる部品の種類が増加しました。
例えばコンデンサ(Max3000pF 10kHz 3kV)、コイル、トランス、絶縁皮膜、マグネットワイヤー、小型モータ、高電圧用コネクタ等試験できる部品材料は多岐にわたります。XT-330はHV端子に任意の周波数(10k~100kHz)で任意の電圧(0~7kVrms、No Load)を発生して、被測定物のコロナ放電・火花放電の有無を試験します。

XT-330は負荷に流れる高電圧電流値(HV Curr.)をディスプレイに表示しますので、被試験部品のインピーダンスを知ることができます。
たとえば寿命試験等の場合、劣化の状況を推定するために有効です。

XT-330はきれいなサイン波(連続)の高周波・高電圧を安定に発生します。
これを利用してコロナ放電を安定的に発生する電源として使用し、被試験物の高周波・高電圧耐久性を試験できます。
そのときXT-330はコロナ放電や火花放電の発生を監視しながら連続運転が出来ることが大きな特長です。

考えられる被試験部品
パワー半導体、小型モータ、コンデンサ、コイル、トランス、マグネットワイヤー、コネクタ、絶縁被覆部品等高電圧下で使用する各種部品。

コロナ放電試験の重要性
コロナ放電に伴って一般にオゾンが発生しますが、オゾンは酸化力が強いため絶縁素材の劣化を招くことが多く、長期的には火花放電に至る製品の故障につながる心配があります。

火花放電が起こる状態のコイルやトランス等部品は使用不能になるため判定し易いのですが、コロナ放電は部品の動作にはほとんど異常が認められないので見逃しがちです。

高周波電極の周囲の電界が高い場合、気体がイオン化しコロナ放電が始まります。
コロナ放電はサイン波の連続印加により成長し、絶縁素材の劣化が進み、機器の故障の原因となりますので、製品出荷の前に排除する事が求められます。

Specifications
ドライブ周波数 10kHz~100kHz 1kHz stepで選択可能
(プローブによって周波数帯域が異なります)
ドライブ電圧 1.0~40.0Vrms(マニュアル可変)
最大出力電圧 10.0kVrms 7.0kVrms 5.0kVrms 3.0kVrms(プローブ選択)
ドライブ電流 0~3.0Arms(但しパワーアンプ温度95℃以下の場合)
3.0~9.99Arms(短時間パワーアンプ温度95℃以下の場合)
ドライブ波形 正弦波(連続)
連続最大出力電圧 負荷を接続した状態でDrive電流が最小になる位置にチューニングし、パワーアンプ温度が95℃以内である出力電圧
指定負荷出力周波数 10kHz~20kHz(Probe Box PB37a,PB35a,PB33a)
30kHz~60kHz(Probe Box PB37b,PB35b,PB33b)
50kHz~100kHz(Probe Box PB37c,PB35c,PB33c)
ディスプレイ表示 High Voltage 0~7.50kVrms
HV Current 0~2000mA
Flashover 0~255 count
Corona 0~255 count
Drive Voltage 0~40.0Vrms
Power Amp temperature  20~130℃
Drive Current 0~9.99Arms
Wakeup Time 0~99.9s(0 means unlimited)(測定時には非表示)
Real Time 0~99.9s(0 means unlimited)
モニタ出力 High Voltage High-voltage waveform
Flashover Spark discharge waveform
Drive Voltage Drive Voltage Waveform
Corona Corona Discharge Waveform
Sync. out Synchronized signal
HV Current
Remote コネクタ
RS-232C コネクタ
Drive Mode Selector Auto / Manual
良否判定 High Voltage, Flashover, Corona, Drive Voltage,
Drive Current, Wakeup Time, Real Time, HV Current
外形寸法 430 (W) x 470 (D) x 180 (H) mm (main housing)
430 (W) x 470 (D) x 180 (H) mm (Probe Box )
質量 16kg (main unit)
13kg (Probe Box)
消費電力 800VA
環境条件 Operating ambient temperature 15℃ to 35℃
Operating humidity 30% to 80%(no condensation)
Storage temperature -20℃ to 60℃
Storage Humidity 10% to 80%(no condensation)
電源電圧変動 AC100V, 220V (specified in advance)
Probe Box Specifications
Probe PB33a PB33b PB33c
ドライブ周波数 10kHz~20kHz 30kHz~60kHz 50kHz~100kHz
負荷許容範囲 10kHz:1200pF~3000pF
20kHz:300pF~1500pF
30kHz:440pF~1300pF
60kHz:110pF~590pF
50kHz:270pF~660pF
100kHz:70pF~330pF
最大出力電圧 3kVrms

 
 

Probe PB37a PB37b PB37c
ドライブ周波数 10kHz~20kHz 30kHz~60kHz 50kHz~100kHz
負荷許容範囲 10kHz:660pF~1500pF
20kHz:150pF~750pF
30kHz:200pF~600pF
60kHz:50pF~270pF
50kHz:120pF~300pF
100kHz:40pF~150pF
最大出力電圧 7kVrms

 
 

Probe PB35a PB35b PB35c
ドライブ周波数 10kHz~20kHz 30kHz~60kHz 50kHz~100kHz
負荷許容範囲 10kHz:840pF~2100pF
20kHz:210pF~1050pF
30kHz:280pF~840pF
60kHz:70pF~370pF
50kHz:170pF~420pF
100kHz:40pF~210pF
最大出力電圧 5kVrms
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