バイノーラルマイクを使う方が増えて来たこともあってか、iPhoneで[BME-200]を使用したいけれど、どうしたら良いか?というお問い合わせをいただくことがあります。

今日はアドフォクスから、[BME-200]を使う場合におすすめのハンディーレコーダーを一つご紹介します。

株式会社ZOOMの[H1n]です。

一時期ミュージシャンたちの間で[H1]という機種が人気で、リハーサルの記録から、中にはCDのレコーディングに使っている人もいたようです。その後継機種がこの[H1n]です。

 

[H1n]の一番のおすすめポイントは、ケーブルで直接iPhoneに繋げられる点です。USBカメラアダプターで繋げば、[BME-200]で入力した音声をiPhoneで撮影している画像と共にそのままiPhoneで生配信することも可能です。
(※カメラアダプターと[H1n]を接続するUSBケーブルはデータ転送に対応したケーブルをお使いください)

[BME-200]を始めとするバイノーラル録音にはステレオ録音できるマイク端子が必要ですが、iPhone本体だけだとできません。そこでオーディオインターフェイスでステレオのマイク端子を用意します。[H1n]はiOS対応のオーディオインターフェイスとして機能するので、これで[BME-200]が使用できるというわけです。

 

[H1n]などPCMレコーダーはマイクアンプが良く、BME-200の場合にはできればこれくらいのグレードのレコーダーは使ってもらいたいなあというのが正直なところです。

iPhoneと組み合わせる場合、せっかくなので録音機材もある程度小さい方が荷物がコンパクトで良いですよね。[H1n]は市販されているPCMレコーダーの中でも、そう言った点でバランスが良いと思います。

そのほか、電源操作も誤動作が起こりにくい方法だったり、リミッターON/OFFが簡単なことなどもおすすめする理由です。

[BME-200]に合わせて録音機材をお探しの方、参考になりましたら幸いです。