コロナ禍におけるアドフォクスのあり方
こんにちは、スタッフMです。
一部の都府県には、また緊急事態宣言が出されましたね。
わたしたちはたくさんの工夫や努力や我慢をして、この1年余りを過ごして来ました。
10年前にも非常によく似た状況の中を生きて来ましたが、特にあのときと同じだなあと感じるのは、人々がみんなで知恵を出し合い、いろんな初めてのことを経験して、人が種(しゅ)としてみんなで成長し、一つずつ賢くなっているということです。
皆それぞれに悲しいこと、苦しいこと、やるせない思いをすることもたくさんあったはずですし、今もまだこの状況は続いていますが、このことがなければ得られなかったものも少なからずあると、わたしは感じています。頭を悩ませ、工夫を強いられたからこそ見つけた新しい道が、さまざまな場所に、さまざまあると思います。
さて今日は、このコロナ禍においてアドフォクスが会社としておこなってきた対応について、手前味噌になってしまいますが、従業員の目線から少しお話しさせてください。
昨年、春になる少し前、日本での感染者が増えてきた頃、アドフォクスではまず製品を発送する前に医療用のアルコールで消毒することを徹底し、外から会社に届いた荷物は時間を置いてから開けるなどの対応を始めました。
無料試聴用の集音器は、コロナ以前と変わらずしっかり消毒。
取引先の方とのやり取りは基本的にリモートに変更しました。
全社員にリモート用としてノートパソコンを支給しました。
全従業員にマスクを、希望する人には家族の分まで配りました。会社で入手ルートの情報を得て取った策です。
その後、もし従業員から感染者が出た場合について他社とも相談しました。自社で消毒する必要があるという事で、アドフォクスでは手で触る可能性のあるところをアルコールで消毒するほか、オゾンでの殺菌も取り入れることにし、オゾン発生器とオゾン濃度計を準備しました。
PCR検査がなかなか受けられないことがあるという情報から、自分で血液を採ってチェックできる抗体検査キットも準備しました。
現在、週に一度社員全員で打ち合わせをする以外には、出社する人数を減らし従業員同士の接触を極力減らす措置を取っているほか、混んでいる土日ではなく平日の空いている時間に買い物に行けるように平日に仕事を休むようにとのお願いもしています。
このようにアドフォクスでは、お客さまやお取引のある方の安全のための措置はもちろんのこと、従業員に対する対策も徹底して行っています。
それはなぜか。
アドフォクスには高齢の従業員がいること、高齢の両親やあまり体の丈夫ではない家族と暮らす従業員がいることから、とにかく従業員とその家族を守るため、新型コロナウイルスについて調べ、できる限りの準備をしてきました。
アドフォクスではコロナ以前から、家族の介護のために出勤日数を減らしている従業員がいたり、仕事より家族を優先してくださいと言われるなど、働く人間やその家族をとても大事にしてくれる会社だとわたしは感じています。
前社長も従業員の健康をいつも気にしていたそうですし、従業員や家族を大事にするスタンスは従来からあったようです。
我々 従業員からすると安心して働ける、働きやすいなどの利点があります。これらは、ひいては生産性にも関わってくるかもしれません。こう言った考え方や姿勢は、必ずや製品の中にも表れてくるはずと、わたしは信じています。
会社の自画自賛になってしまいましたが、アドフォクス社内の雰囲気が少しでもお伝えできたらと、今日はこのようなお話をさせていただきました。
この状況はまだしばらくは続くことでしょう。憂いているばかりではなく、安全を確保しつつ、「幸せ」「快適」を求めてしぶとく生きていきたいものです。